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2008-04-12(Sat)

Our Daily Bread/日々の糧

 「Our Daily Bread/日々の糧」を本日鑑賞。
前評判がかなりいい映画で私の好きなドキュメンタリーとあってかなり期待していったが、期待を裏切らないどころかそれ以上の映画だった。
CA380066.jpg


 ナレーションもない、音楽もない、字幕もない、淡々とカメラに収められた現場の映像が映し出される。今までこのような映画を観たことがない。が、余計な情報を一切排除し、観客一人一人にありのままを観て考えて欲しいといった考えで制作されたとすれば、これ以上のものはないと思う。
映像のみというと飽きてくるのではないかと思われるだろうが、農業・畜産・漁業における様々な映像が絶妙に編集されており1時間半があっという間に過ぎてしまった。

 機械化されて大量生産が可能になった現代の農業・畜産業。私達が普段食べている野菜・果物・肉(牛・豚・鶏)・魚がどのように製造されているのか、完全に理解している人はほとんどいないのではないだろうか。機械を使っての農薬散布や収穫については、その規模の大きさや人も機械システムの一部に組み込まれてしまっていることには驚いたが、以前からある程度知識として持っていたのでそんなものかと言う感じで観ていた。
が、家畜の種付けや管理・屠殺現場や魚の加工現場がこれほどまでに機械で管理され大量生産可能な体制が確立されているとは、正直思ってもみなかった。
特に屠殺現場の映像など、日本では色々な問題(残酷過ぎるとか被差別部落問題との絡み)があって映画と言えども絶対に公開不可能ではないだろうか。
私も最初映像が映し出された時には「えっ!!!ここまで映していいの???」と思った。
私達は生きて行く為に食べることを止めることはできない。ということは、直接手を下してはいないがこういった過程を経て作られた製品を口に入れていることになる。その過程を知るというのは、いくら残酷だとしても必要なことではないかと観ていく内に考えるようになった。
 映像中によく作業員の食事シーンが映し出されるが、このシーンにこそ監督の暗喩が含まれているような気がした。
何を言いたいのかはまだ分からない。が、それは映画を観た人各々が考え回答を導き出すべきものではないかと思う。
こういう映画は、大人子供関係なく、是非映画館で観て、何かを感じて欲しい。
(注)小学生のお子さんには事前に説明をした上で観せるほうがいいとは思う(かなり刺激が強過ぎるシーンもあるので)。

 最後に。
この映画の邦題:「いのちの食べかた」、これは頂けないなと思った。
原題の、「Our Daily Bread/日々の糧」 で十分伝わるし、こちらのほうがしっくりくると思うのは私だけだろうか。

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